塗装を業者にお願いする場合、費用や期間など悩むポイントはいくつかありますが、中でももっとも悩むのが色選びではないでしょうか。
外壁材のメンテナンスは数年から数十年に一度といった頻度で行うため、一度塗り替えた色でしばらく生活することになりますし、何より費用もかかるため慎重な色選びが求められます。
そんな色選び、いざ施工に入って出来上がると「思っていた色合いと違った…」と後悔する場合も少なくありません。
後悔しない色選びに役立つツールが「カラーシミュレーション」です。
カラーシミュレーションを正しく利用できれば、施工前にも具体的に塗装後のイメージを掴むことができます。
業者への依頼だけではなく、自身での利用が可能なものもあるため、調べたうえで活用してみましょう。
カラーシミュレーションとは?
カラーシミュレーションとはその名の通り色のシミュレーションを行うものですが、塗装においては専用のツールを使って家屋にさまざまな色を当て込み、データ上で完成後の色合いを確認できるものになります。
外観の塗装色を検討する際は、家の形状や高さや周囲との溶け込み具合でどの色が綺麗に見えるのか、逆にどの色が合っていないのかが変わってきます。
明るい色であっても、施工してみるとなぜか暗く見える場合があるのは、このような要因が考えられるのです。
こうした問題を事前に解消するためにデータ上で色を当て込んで確認することで、本当にこの色で問題ないか、問題あるならばどの色が最適なのかを調べるために重宝するツールです。
塗装時の色決めは他にどんな手法で行う?
カラーシミュレーション以外でも、色決めの手法はいくつかあります。
一般的には、さまざまな色合いの見本を確認できる色見本帳などを使った色決めや、A4サイズ程度の板に実際に塗料を塗った塗板を確認しての色決めなどがあります。
色見本帳は塗料の販売業者が用意しているものも多く、実際の色合いを幅広く確認可能です。
塗り板での確認は、実際に塗られたものを確認できるため、色見本帳よりも実物に近い形で色や質感を把握できます。
これらの色決め手法を用いるのもよいですが、実際の家屋に当て込んだ出来上がりのイメージを掴むのはやはり難しいです。
そのため、最近ではカラーシミュレーションを使って家屋全体で色のイメージを掴んでもらう業者も増加しています。
カラーシミュレーションのメリット・デメリット
カラーシミュレーションは、施工前の段階で出来上がりのイメージを具体的に掴めるのが最大のメリットになります。
また、簡易的なカラーシミュレーションであればWebサービスで手軽に利用できるため、さまざまな色の組み合わせを自分で試して好みの色合いを決定できるのも魅力です。
しかし、簡易的なカラーシミュレーションツールでは規定の建物でしか色合いを確認できないものもあるため、複雑な形状をしている家屋などでは実際の見映えが少し異なってしまう場合もあります。
さらに、日当たりによる光の反射や外壁素材の質感などによっても色合いの見映えは変わってくるため、一概にカラーシミュレーションだけを頼りに色を決めて終わりではありません。
業者に使いたい色の提案をしたうえで、周囲の環境や外的要因による見映えがどう変わるのかなども相談する必要があります。
カラーシミュレーションを出せる業者とは?
カラーシミュレーションには一般の方が利用できるツール以外に、塗装業者が利用するプロ仕様のツールも存在します。
設計図や家屋の写真をデータ化して取り込んで、細部にわたってカラーを確認できるようになっています。
これによって実物に限りなく近い色当てが可能となり、具体的な提案を出すことが可能です。
コンピュータの扱いに長けた業者や最新技術を導入している業者では、こうしたプロ仕様のカラーシミュレーションを採用している業者が多いです。
色合いというのは人によっても感覚が異なり好き嫌いも大きく分かれる要素です。
自身や家族が好みの色合いを選びつつ、周囲環境にも溶け込むようなデザインにできるよう塗装業者は入念に打ち合わせを行います。
施工前のカラーシミュレーションはラクトスタイルへおまかせ
カラーシミュレーションを使って事前に塗装のイメージを掴みたい方は、ラクトスタイル・田村建装におまかせください。
施工前の入念な現地調査によって、カラーシミュレーション画像などを用いた最適な工事内容をお客様に提案いたします。
内容についてご納得いただけるまでは無理に契約を急かすこともいたしません。
お客様と密にコミュニケーションを取りながら、納得のいく工事だとご理解をもらったうえで施工に入らせていただきます。
工事後は定期メンテナンスによって、不備がないかも適宜確認いたします。
工事中であっても、塗装や家屋に関して気になる点があればいつでもご相談ください。
皆様からのご依頼を、当社は心よりお待ちしております。