外壁の風合いを塗りつぶさない塗装 ― それが『2色塗り』です
外壁塗装と聞くと、「一色で塗りつぶす」イメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
でも最近では、既存の外壁デザイン(サイディング)を活かしながら、
立体感と高級感を引き出す**「2色塗り」**という施工法が注目されています。
今回ご紹介するのは、まさにその“2色塗り”で外観を大きく変えた施工事例です。
施工前の外壁はこんな感じでした

こちらのお住まいでは、外壁のタイル柄サイディングに経年劣化が出てきた状態でした。
表面の色あせやチョーキング(白い粉)も見られ、「汚れて見える」「古くなった印象が気になる」というお悩みがありました。
2色塗りでタイル調の立体感を再現

こちらが塗装後の様子です。
一目でおわかりいただけるように、ただの「単色塗装」ではありません。
外壁のタイル調のデザインがしっかり活きており、凹凸感や奥行きが出て、高級感のある仕上がりになりました。
これが、「2色塗り」=多彩仕上げ塗装の魅力です。
2色塗りってどうやるの?
2色塗りとは、以下のような手順で仕上げる工法です。
- 外壁全体にベースカラー(下塗り+中塗り)を塗布
- 表面の凸部分だけに、上から別の色(アクセントカラー)を重ね塗り(※ローラーやスポンジを使って調整)


このようにすることで、外壁の凹凸が際立ち、まるで新しい外壁材を貼り替えたかのような印象に変わります。
2色塗りのメリット
✅ 高級感のある仕上がりになる
既存のサイディング柄が活きてくるため、単色よりもワンランク上の見た目になります。
✅ 新築のような印象に生まれ変わる
外壁材を貼り替えたようなイメージになるため、見た目のリフォーム効果が高いです。
✅ 色あせや汚れが目立ちにくい
色の濃淡があるため、細かな汚れが気になりにくく、長くきれいな状態が保てます。
色の組み合わせで印象がガラリと変わる
今回の事例では、グリーン系×ワインレッド系の組み合わせを採用。
落ち着きのある配色でありながら、他にはない個性も感じられる仕上がりです。
「周りの家から浮かない」「けれどちょっとこだわりたい」
そんなお客様にとって、2色塗りは非常に良い選択肢になります。
こんな方におすすめ
- 外壁がタイル調や石積み風のサイディング柄である
- 今のデザインは気に入っているが、古く見える
- 塗りつぶしではなく、素材感を活かしたい
- 「ただの塗装」では物足りない
まとめ
外壁塗装=単色、と思われていた方にこそ知っていただきたいのが、この「2色塗り」。
ただ塗り替えるだけではなく、お住まいの魅力をさらに引き立てる塗装方法です。
私たちラクトスタイルでは、実際のサンプルや施工事例をもとに、色選びから丁寧にご相談にのっています。
「2色塗り、うちでもできる?」と気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。



